会社概要

かけがえのない住宅をデザインする。

　

性能・機能を損なわず、住み心地の良いデザイン性の優れた家を設計する。

外観・内装・家具などの要素をつなぎ合わせ、家族が生活する場面をイメージしながら、最適なデザインを生み出すこと。そこに住宅設計の醍醐味があります。

住宅を設計するときに心がけている一例をお話しします。

かたちを形成する要素は線（直線・曲線）の集まりで形成されます。線ひとつで仕上がりの善し悪しが決まることもあり、その線一つひとつに意味があり役割があります。ありがちなのは殺風景な壁に意匠的な要素を入れて、線を増やしてしまうこと。効果のある時もありますが、あえて殺風景な壁としてデザインすることも必要な時があります。その壁の前にソファーを置き家族が座る。そうイメージすれば、それだけでも絵になり殺風景な壁がキャンバスになったりします。

その場所で生活されることを想像しながらデザインし、無駄な線を消してゆく。

引き算の先にあるプラスを考えることもデザインには重要だと思います。

S・建築製作所株式会社
代表取締役

　

求められる住宅性能。

　

北海道に求められる住宅には「暖かく積雪に対応した丈夫な家」があげられます。光熱費を抑えて暖かい家にするためには、断熱性能と気密性能が重要になります。断熱性能を上げるためには性能の良い断熱材を厚く施工するわけですが、ではどれくらいの断熱性能を求めればよいか？

答えは、長く建築に携わり多くの住宅を建ててきた経験から必要とされる数値にたどり着きます。断熱性能の指標であるUA値（外皮平均熱貫流率）を0.3以下（数値が低いほど性能が良い）にすることです。同時に気密性能も重要です。気密とは室内から室外に空気が抜けないように隙間をできるだけ少なくすることであり、隙間量を計測し数値（C値）が低ければ性能が良いことになります。気密性能は職人の技量でかなり左右される工種となり、断熱性能の数値は言えても気密性能の数値を明言できる建築会社は希少です。

S・建築製作所は長年共に建ててきた職人と構築した技術によって、気密性能C値を0.4以下にすることが可能となっています。昨今、北海道も夏の猛暑の期間が長くなっており冷房にも気を遣うようになりつつあります。断熱・気密性能を向上させることは冷房の効果をあげることにもつながります。

丈夫な家を建てるために家ごとに構造建築士に解析していただき、積雪や地震に強いバランスの良い壁量補強を行っております。
*希望があれば耐震等級2以上の壁量補強も対応しております